雲ゆき日記

関心空間から引越し

知らない人:警備のおじさん

近所のアパート建設現場を毎日観察しに行っている。子守りしつつ。

今週はクレーン使って壁と屋根を作ってる。

クレーン車が来ると、もれなくおじさんが付いてくる。道路に立つ係のおじさん(車なんかほとんど通らない道だけど)。

(おじさんの前を通りかかると)

「(クレーンが)うるさくしていて、ご迷惑をおかけします」

ぜんぜん迷惑していないことを説明して世間話をする。

「僕73才だけど、5才サバよんで仕事もらってるの。60代だって言わないと雇ってもらえないから。73に見えないでしょ。今朝も5時に起きて1時間ウオーキングしてきた。」

確かに若くは見える。「ヲーキング」みたいな「ウヲー」みたいな発音。

現場のみなさんが屋根に資材を乗せたりがんばってる横で、老いた警備員と子連れ主婦の世間話。

働く皆さんカッコイイ。

「土曜日は雨だから、大工はあせってるよ。今週中に屋根やっちゃわないと」

「ぜんぜん車通らないよ。時間が経たない。ラクして日当もらえるからいいよ。」

「二度目の定年して働き始めた。月に15日、家の近くで働けるのがいい。年金なんか少ないし、●●万円しかない」

それうちの収入より多いですよ。

「排気ガスは体に良くないから離れたほうがいい」

うん。