土地や家を買うのにいろいろ知識がほしかったので、“宅建”の試験を受けた。この日が試験日。
テストはとても難しかった。受験料も高かった(7.000円)。
思えば、“資格”ではなく知識がほしいだけだったのだから、“エア宅建”をすればよかったのか、と思いついた。
でも、手続きを踏んで試験を受けたからこそわかったこともある。
学生時代から受けてきた“テスト”ってものを客観的に考える機会になった。
テストを作る人はきっと、受験者にもっと賢くなってほしくて難しい問題をつくっている。
でも受けるほうの心構えや学び方まではテストは教えてくれない。
テストでいい点取るための勉強だけしているとずる賢くなるだけで、ほんとには賢くなれない。
点稼ぎのやりかたは、答えの求め方が消去法的になる。確かなものを「コレ!」って選べなくなる。
「コレとコレはやめとくか・・・残ったコレにしとくか」っていう考え方になっちゃう。頭のなかの回路がそうなる。テスト以外の時もそうなっちゃう。イケナイイケナイ、テストばっかりすることの弊害!
どんな選択をしたって、やりかたしだいで結果を良いほうに持って行ける人間になりたいのです。大げさですか?